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Norway+Denmark 2025

ノルウェー・デンマーク 旅日記 4日目 - 05

アストルップ・ファーンリー現代美術館からムンク美術館までは歩くとちょっと遠いのでバスで移動することにし、美術館の裏手にあるバス停へ移動する。

テューヴホルメン地区のOlav Selvaags plassという広場
オスロの住宅開発に大きく貢献した技術者にちなんだ名前なのだそう
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テューヴホルメン地区の先に停留所があり、そこからバスに乗ってBjørvika(ビョルヴィカ)まで移動した。

バスを降り歩いてムンク美術館へ向かう。

バスを降りてその前にある細い船だまり?のようなものに沿って歩くとムンク美術館が見えてきます
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対岸にはオペラハウスが建っています(裏側が見えています)
その先には観覧車がありました

ムンク美術館はエドヴァルド・ムンクの生誕100周年を記念して1963年にオープンした美術館で、ムンクの作品や生涯に関する資料を展示している。

そしてオスロ市の再開発地域のひとつであるビョルヴィカ地区に新しい建物を建設し2021年に移転、新しい建物はスペインの建築家が設計を担当している。
これに伴い美術館の名称(愛称かも?)も「MUNCH」としている。

ムンク美術館「MUNCH」
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さっそく館内を見学する。
新しい建物は13階建てで、ひとりの芸術家に焦点を当てた美術館としては世界最大規模なのだそう。

この美術館の一番の見所は、3つの『叫び』が展示してある部屋。
3つ展示してあるといっても、同時に見ることが出来るのではなく、作品保護のためにそれぞれ扉の奥にしまわれていて、30分毎に1作品ずつ扉が開いて観賞できるようになっている。

そのようなシステムなの一番最初にその展示室に向かった。

最初に見たのはこちらの『叫び』

この時扉が開いていたのはテンペラ画の『叫び』。
前日にオスロ国立美術館で見た油彩の『叫び』が描かれた1893年のかなり後、1910年に描かれたものなのだそう。

1つめの『叫び』をみたあとは他の展示室を見学する。

1906年に描かれた自画像
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『不安』1894年
『叫び』と同じくオスロ・フィヨルドが背景となっています
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『声/夏の夜』1896年頃
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ムンクの数少ない彫刻作品のひとつ
『Workers in Snow(雪の中の労働者たち)』1914年

後ろの絵画も同じ題名の作品
こちらは1913-1915年

この題名の絵画も複数描かれています

ムンクは同じ題名で同じ構図の作品を『叫び』の他にも複数描いていて、前日オスロ国立美術館でみたものと同じような構図の作品も複数あった。

『Ashes(灰)』1925年

国立美術館の収蔵作品はこちら↓

『Ashes(灰)』1894年

女性の顔や後ろの岩?などが違います

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『Madonna(マドンナ)』1894年

国立美術館の収蔵作品はこちら↓

1894–1895年

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『The Sick Child(病める子)』
1927年

国立美術館の収蔵作品はこちら↓

1885-1886年

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ちょっと休憩
廊下から外を眺めます
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オペラハウスが見えます
その先にはオスロ滞在初日に見学したオスロ公共図書館
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ビョルヴィカ地区のオペラハウスとは別の方向に建つ建物、集合住宅のようです
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その隣地も集合住宅です
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こちらはオペラハウスの隣りにある観覧車
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ムンク美術館のエレベーターシャフト

館内では企画展としてムンク以外の芸術家の作品も展示されていたので、その展示室を見学する。
私たちが訪れた際はKiyoshi Yamamoto(キヨシ ヤマモト)さんという方の企画展が開催されていた。
この方はノルウェーのベルゲンを拠点に活動している日系ブラジル人なのだそう。

メインの展示
ブラジルの作曲家の音楽が流れる空間に、観客が自由に行き来できる円形の丘のようなものが設置されていて、その前にはカラフルな布が吊るされていてゆるやかに動いていました
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こちらもカラフルな作品

展覧会の題名などが印刷されたリボン
ブラジルの「ボンフィン」という願いを叶えるお守りのようなリボンがモチーフのようです

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こちらは違うアーティストの企画展
Kerstin Brätsch(ケルスティン・ブレチュ)というドイツ出身の作家さん
現在はアメリカを拠点に活動している方のようです

ムンク以外の展示を見た後は、再びムンクの作品の展示室を見学する。

この日見学したオスロ大学のアウラ講堂の壁画の習作
こちらも様々なタイプの習作があるそうです
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壁画は11作品の連作になっていましたが、こちらはその中心となる『太陽(The Sun)』の習作
1911年のもの

アウラ講堂の壁画はこちら↓

実際に壁画となった構図のほうが
安定感がある気がします

この後は、3つの『叫び』が展示してる部屋に戻った。

先程も書いたけれど、この展示室では3つ『叫び』を同時に見ることが出来るのではなく、作品保護のためにそれぞれ扉の奥にしまわれていて、30分毎に1作品ずつ扉が開いて観賞できるようになっている。
この美術館に着いて最初に観たのはテンペラ画の『叫び』だったのだけれど、今回はリトグラフの『叫び』の扉が開いた。

エドヴァルド・ムンク『叫び』
リトグラフ、1895年

石版画なので複数印刷されているのだけれど、その中にはムンク自身による手彩色が施されたものもあるのだそう

この展示室は扉が開く少し前からとても混んでいたのだけれど、開いてからちょっと時間が経ってから再度訪れると正面でゆっくり観賞することができるくらいになっていた。

この部屋にはもう1点クレヨン画の『叫び』があるのだけれど、もう疲れてしまったし、ここで一番観たかったリトグラフを観ることができたので、クレヨン画は諦めることにした。

とりあえず私のイメージだけれど、ノルウェーといえばエドヴァルド・ムンク、ムンクといえば『叫び』だったので、その叫びを3点みることが出来て十分大満足だった。

ということで、この旅で見た『叫び』3点を以下に再掲
油彩の『叫び』1893年
オスロ国立美術館
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テンペラ画の『叫び』1910年
ムンク美術館
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リトグラフの『叫び』1895年
ムンク美術館

これでムンク美術館の見学をおえる。

再びムンク美術館のエレベーターシャフト

この後はホテルに戻る前に1箇所、初日に疲れてしまって見学しなかったオペラハウスへ行く。

→ 次は、オペラハウス

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