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 Spain 2011

旅日記 9日目(2010/12/31)-02

マドリッドからミュンヘンまでは2時間半くらいの飛行時間だった。

雪山が夕日に染まって美しい

ミュンヘンでは中央駅のすぐ近くに建つホテルに泊まるので、空港からSバーンで中央駅へ向かう。

Sバーンの空港駅へ降りる階段の上には
その勾配を利用した
ゲレンデ風のクリスマス飾り
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Sバーンの車内

今回、初ミュンヘンなのだけれど、ミュンヘンの新年のカウントダウンは結構危険だという情報があったし、南とはいえドイツなので寒そうだし、ということで新年のカウントダウンのイベントには参加しないと決めていた。
ただこの日の昼食は空港で軽く食べただけだったので、ホテルにチェックインした後は夕飯を食べに町中へ行って遅くなる前にホテルに戻るという計画にしていた。

空港からホテルへ向かっているこの時間(19時前)のSバーンにも、バズーカ砲のような花火を持った人がチラホラと乗ってきているのを見て、絶対に花火がドンパチなる前にホテルに戻ろうと再確認しあった。

Sバーンを中央駅で下車し、歩いてホテルへ向かった。

ソフィテル ミュンヘン バイエルポスト

今回、ミュンヘンで1泊するのはソフィテル ミュンヘン バイエルポストというホテル。大晦日だからか、かなりの高価格帯(←私たちにとって)だったので、多分一番下のカテゴリーのスーペリアルームを予約していた。

部屋はちょっと狭かったです
ベッドの幅も狭かった…
違うカテゴリーなら、もっとゆったりなのかも

お水は瓶に入ったものが2本サービスでありました

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バスローブやスリッパもあり
アメニティは充実

シャワーブースがあるので便利でした

簡単に荷物を片付けた後は、歩いて夕食に出掛ける。

新市庁舎
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違うアングルでも撮ってみる…

新市庁舎の前を通り、少し先へ行った所にある有名なビアホールで夕食にする。
お店はとても混んでいたけれど、普通のサイズの4人テーブルを相席で利用するということで席に着くことが出来た。
私たちと相席になったのは、とても上品なおばあさん2人連れだった。

ということでビール
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すっごく寒かったのでスープ
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ピントがとこかにいってしまったので何か分からない…
サラダかな…?
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ドイツといえば、これ
特別に注文したものではなく
普通にパンと一緒に供されました
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各種ソーセージ盛り合わせ
夜に白ソーセージなので観光客向けでしょうか?

ビアホール内は終始満席で、まさにビアホールのイメージ通り『ジョッキを片手に肩を組んで大声で歌っている』というグループが数組あり賑やかだった。
この人達が時間になったら外に出て花火を打ち上げまくるのかな?と思うと、その危険度が想像できたので、早々に退散することにした。

相席だったお二人に挨拶してお店の外に出たら、もう既にあちらこちらで花火が打ちあがっていた。

22時半頃
今まで大晦日を過ごしたことのある
他の国の町々に比べると
盛り上がりのスタートが早い気が…

この時間から既に通りには人があふれていて、スムーズに歩けないくらいだった。
騒々しくなる前にホテルに戻ろうと思っていたのだけれど、時すでに遅し。

花火もすぐ近くでバンバン打ち上げられていて怖かったので、角地に建っていてその両方向に出入り口のあるマクドナルドの中を斜めに通り抜けようと店内に入ったら、足元をヒュンと何かが通り過ぎていき、店内のカウンターにぶつかりものすごい破裂音がして悲鳴があがっていた。
地面すれすれに放たれたロケット花火だった。

ロケット花火を人より低い高さで放つなんて本当に危ない。
以前、シチリアで大晦日を過ごしたことがあったのだけれど、その際は爆竹を投げる人がたくさんいて怖かったのだけれど、たまたま良い人の近くだったのか、あまり人がいない方向に投げていたし、人の近くに飛んでしまったらちゃんと「危ないよ」と声をかけていたので、ここよりはずっと安全だった気がする。(その当時は十分怖かったけれど。)
ミュンヘンのカウントダウンは危ないというのは本当だったのだ。(まぁ、このロケット花火は、たまたま失敗して地面すれすれに飛んだだけかもしれないし、ちゃんと発射地点では危ない!と注意喚起していたかもしれないけれど。)

広くて安全そうな場所に出たので
再度花火の写真を撮ろうとしたのだけれど
タイミングが合いませんでした…

この後は早足でホテルに戻り、世界各国の新年の映像をテレビで見て0時をちょっと過ぎた頃には寝てしまった。

明日の夜の飛行機で日本に帰るので、昼間少しだけミュンヘン観光をする。

→ 次は、最終日

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