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 Budapest+Poland 2019

旅日記 2日目(2019/04/26)-02

ゲートからはバスで移動だった。
これが往路3回目で最後の区間の飛行機になる。

この移動もポーランド航空
.
エコノミークラスだけれど
無料で飲み物とチョコレートがいただけました
飲み物は水かコーヒーか紅茶で
ジュース類はなかったと思う
(2019年4月時点)

このチョコレートはポーランドのメーカーのもの
空港のラウンジなど様々なところで見かけましたが
美味しかったです

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その後、飛行機は無事ブダペストのリスト・フェレンツ国際空港に到着した。
ワルシャワの空港はショパンでブダペストの空港はリスト、どちらも音楽家の名前がついている。
そういう国に来たんだなぁと実感出来るので良い名前だ。

空港からはタクシーでホテルに向かう。
この空港のタクシー乗り場には乗車直前の場所に小さな窓口があって、そこで行先を告げると料金の目安と乗車するタクシーの番号を書いた紙が渡されるので安心して乗車できた。

ホテルに着く前の道がとても渋滞していたので、渡された紙に書いてあった料金より少し高かったけれど無事ホテルに到着した。
支払いではクレジットカードが使えた。

今回ブダペストで宿泊するのはインターコンチネンタルホテル。
立地の良さで選んでいた。

ドナウ川に面していて眺めが良い部屋です

時刻は18時を過ぎていたけれど外はまだ明るいし、それ程疲れていなかったので、夕飯を食べがてら町に繰り出すことにした。
その前に簡単に荷物を片付けようとしたら、スーツケースの鍵穴に何かが詰まっているような感じで鍵が奥まで入らず回すことができなかった。
2箇所鍵穴があるのだけれど2つとも奥まで鍵が入らないのだ。
鍵も2つ持っていたけれど、そのどちらも入らなかった。

荷物のタグも確認していたし、何よりスーツケースの傷も見慣れたもので他の人のスーツケースということはないのだけれど、何故か鍵が奥までささらない。
2つ同時に壊れることなんてあるのだろうか?空港で何かされたんだろうか?なんて話しながら、ネットで開錠方法を調べ手持ちの安全ピンなどで試してみたけれど、やはりそんなものでは開かなかった。

これは町中にある鍵の修理屋さんのような所に行って開けてもらって、その後は現地で替わりのスーツケースを買わないといけないんだろうな…と覚悟した。
とりあえず、ホテルのコンシェルジュで鍵を開けてもらえるお店を紹介してもらおうと思いスーツケースを持ってロビー階へ降りた。

以下、スーツケース騒動の間の写真がないので
夜撮った部屋の窓からの風景を

コンシェルジュの女性に聞くと、こんな時間でも対応してくれる日本にある「鍵の救〇車」のようなお店はないのかすごく困った顔をしていた。
ひと月に数回はそんなお客さんもいるんじゃないかなんて思っていたのだけれど、かなりのレアケースだったようだ。

その女性もカウンターから出てきて一緒にスーツケースを見てくれたけれど、それでは何も解決しないので、みんなで困った顔をして立っていたら別の係の男性が来てくれて、女性と何やらハンガリー語で話した後「開けられるか分からないけれど、別のスタッフが工具を持って行くので一度部屋に戻って待っていて」と言われた。

対岸には王宮も見え、くさり橋も見えます

部屋に戻るとすぐに工具箱を持ったホテルの人が部屋に来てくれて、スーツケースをみてくれた。「自分は電気系のメンテナンスなどをする部署なので、鍵開け業務は普段しないんですよ」なんて言いながらも一生懸命やってくれたのだけれど、なかなか開かなかった。

色々試してくれた後「壊れて使えなくなると思うけどいいですか?」というので、こちらは元からその覚悟は出来ていたので「今開けてもらえるなら二度と閉まらなくていいです」とお願いすると、マイナスドライバーを鍵穴に差し込んで力いっぱい回して開けてくれた。

スーツケースが開いたことが何よりうれしかったし、私達はバールでこじ開けて蓋が閉まらなくなるというのをイメージしていたのだけれど、蓋は普通に閉まるのでブダペスト滞在中に新しいスーツケースを買わなくてもいいというのもうれしかった。

本当にうれしくて係の人に抱きつく勢いで何度もお礼を伝えた。

そのカギ
この騒動の前から見た目ボロボロだったので
いたずらではなく
耐用年数を超えていたということなんでしょうかね

我が家にとって このスーツケースは2代目で
1代目よりは全然短い年数しか使っていないのだけれど
(といっても9年使っていました…)

ホテルの人が丁寧に開けてくれたおかげで
無事このスーツケースで
日本まで帰ってくることができました
(鍵はまた開かなくなると怖いので閉めませんでした)

こんな騒動があって、自分たちで何かした訳ではないけれど外に出掛ける気もなくなってしまった。

幸い、このホテルはクラブラウンジ利用可のプランで予約していた。
ちょうとラウンジのカクテルタイムの時間帯だったので、そこで夕飯代わりに軽くつまむことにした。

荷物を出して片付けた後、1階(日本でいう2階)にあるというクラブラウンジへ向かった。

スーツケース(無事)オープン記念の乾杯
夫はビールで私はスパークリングワイン
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フードの種類は多いほうだと思います
がっつり系ではありませんが十分です

チェックインの際に「本来ラウンジでチェックインできるけれど、今は混んでいるのでフロントでしてください」と言われていたので、カクテルタイムも混んでいるのかなと思っていたのだけれど、私たちがラウンジにいる間、他のお客さんはトータルで3組くらいで静かで良い雰囲気だった。

欧州旅行でラウンジのカクテルタイムを利用する機会なんてあるのかな?と思いつつラウンジ利用が付いたプランで予約していたのだけれど、初日からがっつり夕食代わりで利用してしまった。
これはこれで満足できる食事になった。

この日は飛行機のシートのリモコンが壊れていたり、スーツケースの鍵が壊れていたりとプチ・トラブルがあったけれど、CAさんやホテルの人のおかげで負担なく乗り切ることができ、後々面白い体験だったと思い返せる出来事になった。

食後は部屋に戻って、のんびりお風呂に入って寝ることにした。

このホテルについては、こちら

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